中小企業診断士2次受験を終えて
診断士試験の再現答案も作成し、日々の勉強時間も減り、手持無沙汰。
来年受験となった場合に備え、来年の自分に向けて、今回の失敗を振り返る。
①試験に向けた準備
前の記事に記載した日々の学習は行った。
不十分だったのは、要約訓練・因果を使った解法テンプレート準備・事例Ⅲ対策。
②試験当日
試験会場は東京理科大学葛飾キャンパス。
最寄り駅はJRと京急の金町駅。
当日朝に子供のイベントの付き添いを妻に頼まれて、時間的余裕がなくなる、
1時間余裕があると思ったが、途中の乗り換えが煩雑(場外乗り換え)で
ぎりぎりに試験会場に到着。すごく焦った。途中タクシーも考えたほど。
⇒下見とまではいかないが、乗り換えについては事前確認は必要。
1時間前に到着するようにした方が精神的に焦りはなくなる。
③試験開始
事例Ⅰ:
(+)タイムスケジュールは予定通り。20分で事例企業の理解。
(+)設問の横の広いスペースで文章整理。
(-)最初の問題で緊張。
(-)解答プロセスで設問紐付けのナンバリングを忘れる。
(-)隣の人がくしゃみ、ボールペンの音がうるさく、片耳をふさぐ。
(-)整理のために書き出した文字がへたくそで読めない。
(-)与件抜出が多く、要約がうまくいかなかった。
(-)HPのマーケティング観点に引きずられ、組織人事の要因をかけなかった。
⇒来年からは解答プロセスの、事前シミュレーションを行う。
⇒来年からは解答プロセスに、組織人事の観点チェックを入れる。
⇒来年からは赤字・細字のボールペンに下書きを統一する。
⇒来年からは要約を特訓する。
事例Ⅱ:
(+)タイムスケジュールは予定通り。20分で事例企業の理解。
(+)事例Ⅰで忘れた設問紐付けのナンバリングを復活。
(-)事例Ⅰで使えた広いスペースが使えなず、設問下で整理。焦る。
(-)ターゲットの既存客の年齢が見つけ出せず焦る。多分40代と書いていない。
(-)与件抜出が多く、要約がうまくいかなかった。
⇒来年からは解答プロセスの、事前シミュレーションを行う。
⇒来年からは解答プロセスに、だなどこの与件抜出枠を加える。
⇒来年からは要約を特訓する。
事例Ⅲ:
(+)事例Ⅲも、設問の横の広いスペースは活用できた。
(+)直前にブログでみた、戦略に対する答え方(だなどこ)が出て活用できた。
(+)解答文字数が120字以上が多く、最初に結論、詳細化の方向で統一できた。
(-)昼食後に、巨大な不安が襲う。気分転換に外に出たが不安感はぬぐえない。
事例Ⅰ,Ⅱのミスの少ない状況と、事例Ⅲが苦手・準備不十分を思い出し、
ここで失敗するのではないかという恐れが拡大。
(-)分析なのか助言なのか第3問で迷う(新工場の在り方)
最初の方針は助言にしていて切り分け観点も下書きしていたのに、
最終的に分析の回答にしてしまった。
第3問冒頭の「実現に向けたC社の対応」が何を指すか、
改めて与件に沿った回答が必要。
(-)新工場の検討の結論、与件にない見込生産対応を記載してしまう。
リスクの高い回答をしてしまった。
⇒来年からは、事例Ⅲの解答プロセスを整理しておく工夫がいる。
⇒与件にはないリスクの高い言葉はいれないなど、チェックプロセスを入れる
⇒来年からは、中小企業診断士に相談しているのだから、
分析ではなく対応策の助言を行うことを、大前提として答える。
事例Ⅳ:
(+)配点や内容から易しそうな後ろの設問から回答し埋めることができた。
(-)事例Ⅲ第3問の分析で答えたミスを引きずる。
(-)細かい計算式で数字を間違える(16⇒10)。
(-)第1問の分析で、不動産事業の利益貢献、安全性をあらわすのに
固定長期適合率を指標に選んでしまう。
⇒来年からは、前の事例の失敗をクリアにする工夫がいる。仮眠をとるなど。
⇒指標の良し悪し基準をあらためて確認する。
⇒数字の誤りがないか、チェックプロセスを入れる
④試験直後
帰りの電車の中で、いろいろやらかした感を味わう。特に事例Ⅲの失敗で茫然自失。
「事例Ⅰで、なぜマーケティングぽい回答をした?」
「事例Ⅱで、なぜターゲット属性を抜き出せなかった?」
「事例Ⅲで大事故。なぜ助言しなかった?見込み生産の記述をした?」
「事例Ⅳで、なぜ指標をあやまった?赤字に税金計算をした?(これはセーフ)」
⑤現在
再現答案を書き終わり、すべての事例でミスが見つかる。
もう一度受ける権利はあるので、来年に向け何ができるか整理中。
雨も降っているので、家族とともに即位の礼をテレビを見ながら。。。
⑥未来
今は、ふつうの会社員。管理職でもなく、専門スキルもない。
家族を養うこと、会社に依存しないこと、中小企業を支援すること、
諸々考えた上で自分の仕事の幅、将来を広げる可能性のある、
この試験を受験している。
いつか合格したら、企業内か独立かにかかわらず、
努力をしている中小企業の支援をしていきたい。
以上
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